- 作者: 最上一平,小林与志
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1989/05
- メディア: 単行本
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奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 木村秋則
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: 単行本
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昨夜、ごんたの読み聞かせの本に、私が一気読み。
最初の出だしの、
眩暈と頭痛で1ヶ月以上も寝込んだ。
再び倒れて病院へ運ばれて、平衡神経異常と診断。
目玉から入った光で頭の芯が、錐でもまれたように痛む。立とうとすれば、いくら足腰に力を入れても、何かに払われたように足が取られて、何秒と立っていられない。
家の中に閉じこもり、顔は白くなり、無精ひげが伸び、すっかり顔つきまで変わってしまった。ふさぎこみ、機嫌が悪かった。夜遅く帰ってくる母さんは疲れているのがわかった。そんなときでも父さんはテレビの前に寝転びながら、「めしはまだか。」と怒鳴る。・・・・・・肩を落とし、うなだれて、「おらあ、もう駄目だ。」と繰り返す父に、もっと悲しい父さんを見た。・・・・・
これは農薬中毒お話であるが、娘の頭痛もこのような形容しがたい頭痛であり、背部痛であり、腰痛であり、四肢痛なのかもしれないと、感じた。
内容は、読み進めるうちに木村さんの奇跡のりんごを、思い出させる。
この時期に、この本を選んで来たごんた。
何か、見えない力に導かれているのだと思う。