黒崎京子の読書ブログ

本を読む はんなりとゆるりと凛として毅然と桔梗のように清楚に

1ねん1くみ一番元気~ハイジ頑張れ!

1ねん1くみ1ばんげんき (こどもおはなしランド (10))

1ねん1くみ1ばんげんき (こどもおはなしランド (10))

びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)

びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)

 

昨朝、ハイジが、

「今日の朝、図書委員会の会議があるのだけれど、朝の集会で何をやったら良いか、意見を言わなければならないんだけれど、いい案が浮かばないんだよね。」

 

私が、

本の紹介とか、読み聞かせとか・・・・

先生の課題は、

「どうしたらもっと本を読んで貰えるかなんだ。本て、とっても面白いのに、面白くない人は読むのが嫌いで面倒くさい、面白くないんだよ。いくら紹介しても、読みたくないと思う。その人たちが面白いって思える方法はない?」

「本を借りたらお菓子褒美を上げる!なんちゃって」

「母ちゃん、それってナンセンス!」

「あなたたちが本を好きになったのは、小さな頃から、読み聞かせをして来たからだと思うんだ。やっぱり読み聞かせをすることが一番だと思うよ。」

「あほくさ~って思う人いないかな?」

「そりゃ、思うだろうね。でも、やっぱり自分で読むのではなく、読んで貰って面白いって思うところから始めないと・・・・。今からでも遅くないよ。急がば回れっていうし。」

「そうだね。どんなの読む?」

「すぐ読める絵本でいいのではない?

あっ、そうだ。ずっと前に寺子屋やったときに、ほるぷの金子さんが、積み木と抱き合わせたんだよ。そのとき、1年1組・・・・読んだんだけれど積み木の時間がなくなるから途中で辞めたんだ。そうしたら、積み木終わった後で、みんな続きが気になって群がって読んでたよ。ワクワク感のあるところで辞めるってどう?続きを求めて借りに来る人が増える。いい理論だろ!」

って。

「そうだね!やっぱりそれしかないよね~。びゅんびゅんごまもいいよね」

勇んで出掛けていったハイジです。

帰宅後聞いたら、

「みんなが没!ってさ。」

結局本好きは育てられないね。