1ねん1くみ1ばんげんき (こどもおはなしランド (10))
- 作者: 後藤竜二,長谷川知子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1985/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 宮川ひろ,林明子
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1982/07/20
- メディア: 単行本
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昨朝、ハイジが、
「今日の朝、図書委員会の会議があるのだけれど、朝の集会で何をやったら良いか、意見を言わなければならないんだけれど、いい案が浮かばないんだよね。」
私が、
本の紹介とか、読み聞かせとか・・・・
先生の課題は、
「どうしたらもっと本を読んで貰えるかなんだ。本て、とっても面白いのに、面白くない人は読むのが嫌いで面倒くさい、面白くないんだよ。いくら紹介しても、読みたくないと思う。その人たちが面白いって思える方法はない?」
「本を借りたらお菓子褒美を上げる!なんちゃって」
「母ちゃん、それってナンセンス!」
「あなたたちが本を好きになったのは、小さな頃から、読み聞かせをして来たからだと思うんだ。やっぱり読み聞かせをすることが一番だと思うよ。」
「あほくさ~って思う人いないかな?」
「そりゃ、思うだろうね。でも、やっぱり自分で読むのではなく、読んで貰って面白いって思うところから始めないと・・・・。今からでも遅くないよ。急がば回れっていうし。」
「そうだね。どんなの読む?」
「すぐ読める絵本でいいのではない?
あっ、そうだ。ずっと前に寺子屋やったときに、ほるぷの金子さんが、積み木と抱き合わせたんだよ。そのとき、1年1組・・・・読んだんだけれど積み木の時間がなくなるから途中で辞めたんだ。そうしたら、積み木終わった後で、みんな続きが気になって群がって読んでたよ。ワクワク感のあるところで辞めるってどう?続きを求めて借りに来る人が増える。いい理論だろ!」
って。
「そうだね!やっぱりそれしかないよね~。びゅんびゅんごまもいいよね」
勇んで出掛けていったハイジです。
帰宅後聞いたら、
「みんなが没!ってさ。」
結局本好きは育てられないね。