黒崎京子の読書ブログ

本を読む はんなりとゆるりと凛として毅然と桔梗のように清楚に

シンドラーのリスト〜がんばれベアーズ

暫く前に、大学の英語の授業でスピルバーグをやりました。

それまでの、私が知っているのは、インディージョーンズや、E.T等でした。

シリアスな作品を知らなかったのです。

彼の人生を英語で紐解く中で、遍歴と、彼の本当に根ざすもの、そして、それを英語で学ぶって、すごく新鮮な感動があったのです。

でも、レポートは再提出。科目終了試験はAでした。

結局大学は、辞めてしまいました。

その大学では、英語は単位取得が難しいので、みんなが選ばないとのことでしたが、

キング牧師のリンカーン広場の演説の前夜にリンカーン広場で熱くアメリカの自由や、民主主義を語っていたという先生の授業に魅せられて、受けた人たちみんなで、「2年も英語にしようね!」

と誓い合ったのでした。(のに、私は大学をリタイヤしました。)

それでも、英語の行間を読む魅力は今も生きています。

昨日、娘のカラオケに付き合いました。

なんと、英語の授業でやった英語の歌を楽しそうに、数曲歌っていました。

日本語の文学の行間を読むっていうものが、英語にもあるのだと感じましたが、

娘たちの授業も、そんな楽しさを知っているようでした。

シンドラーのリスト、ドイツ版杉原千畝って感じでしょうか。

シンドラーは、お金でユダヤ人を買うとう手段に出ているので、日本人の道徳観から言うと、どうなのでしょうか。

そういうところも人間臭くて、いいですね。だれでも、善の顔ばかりは持っていないという桜井章一さんの言葉う名