- 作者: 日木流奈
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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たまたま手にとって読みました。
賛否両論、その真偽性で何やら巷ではいろいろあったようですが、
理論として、こんな日本になったらいいなあって思います。
教育や福祉の現場でも、本当に正しいことが理解されなかったり、
その正しいことも、日々変わっていきます。
この間も、息子の保育園の副理事長との話し合いの中で、いろいろ考えさせられることがありました。
私の知識と、副理事長の知識が異なるのです。
私が学んだり見て来た福祉現場では、脳性小児麻痺の子の知的レベルは、とても高いということです。
私から見るととても賢いと思っているポリオの方も、脳性マヒの友人が賢いことを、良く言っていました。
そして、ターナーの子供さんは、私は、知的な遅れはないと思っています。
が、このことで、論判をして来ました。
また、両親が医者の子は、きちんとしているはずだというのです。
全部がそうではないが、かなりの割合で、医者になる人は、発達障害を持っており、創造性が豊かで、個性的だと、私は学んだのです。(医者から)
私自身はいづれにしても、どの人もみんな同じ人間であり、平等であり、大切なお友達です。
考え方も、生き方も、人それぞれで、研究が進むにつれて、昔の常識や正しかったことも、変化していくのが人間社会なのでしょう。
それでも、ひとりひとりが尊重され、人権が守られる世の中であって欲しいと思います。