黒崎京子の読書ブログ

本を読む はんなりとゆるりと凛として毅然と桔梗のように清楚に

ヤクーバとライオン~勇気と信頼

 

ヤクーバとライオン (1) 勇気 (講談社の翻訳絵本)

ヤクーバとライオン (1) 勇気 (講談社の翻訳絵本)

 

 

 

ヤクーバとライオン 2 信頼 (講談社の翻訳絵本)

ヤクーバとライオン 2 信頼 (講談社の翻訳絵本)

 

 今日、せっちゃんに会いに行った。

哀しいとき、行き詰ったとき、勇気をくれるせっちゃん。

いつも、姿勢を正して、凛とした生きかたをしている。

自分の信念をきちんと持って、生きている。

その底辺には、人を愛し、子ども達の未来が輝けるようにというスピリッチュアルで貫かれている。

娘を救うための署名を頼みに行った。

本当に快く受けてくれることはわかっていたのだが、なかなか会えずにいたのだ。

 

せっちゃんに会うと勇気が貰える。娘が産まれたとき、

頂いたお祝いを、預金しておくときっとずるずると無くなってしまう。何か買ってしまおうと考えた時に、思いついたのが、ほるぷの子ども図書館だった。

 

他の書店のシリーズも検討したが、ほるぷのものは、ほるぷの出版に限らず図書選定委員の先生方が吟味してくれた各社の本をセットにして売っていた。自分の好みだと絶対的に物語に偏る。子どもにとってはそれは興味の幅が狭められてしまうと思ったので、一番バランスの良いほるぷにしたのだ。自分はハードカバーの品の良い絵本を与えて貰えなかったので、憧れもあった。大人の本は図書館で借りても間に合うが、子どもの絵本は、繰り返し繰り返し読むから、そして子どもがいつでもすっと手が伸ばせるところにたくさん置きたいと考えた。

その時セールスとして来てくれたのがせっちゃんだった。

購入後も、せっちゃんはずっと、半年に一回、こぐまちゃんのカレンダーを贈ってくれた。ありす通信という、読み聞かせのすすめや子育て講演の要約、本の紹介等送り続けてくれた。

和久先生の積み木遊びも手掛けていて、常に子どもの健やかな成長を願っている。

お陰で、わが家の子ども達3人は、本が大好きに育ってくれた。

その、一番上の娘が、頸がんワクチンの副反応で本を一切読まなくなってしまった。

これが一番辛い。あれほど大好きな本が、長い文が解らない、長い本を読んでいると最初が解らなくなってしまう。最初に戻って何度も読み直すのだが、物語が繋がらない。集中力が続かない。

と言う。

本当に辛い。私が何よりも一番辛いのは、娘が本が読めなくなってしまったことだ。

前置きが長くなったが、

帰り際に、今日せっちゃんがプレゼントしてくれた本。

本当の勇気と尊敬、そして、命の大切さ。

せっちゃん、ありがとう。

そしてこの本を読みながら、

第2次世界大戦終了の時、祖父はなかなか帰還出来なかった。

祖父が亡くなった後、或る方から

「捕虜収容所の監視官だった祖父が生きて日本に帰れたのは、捕虜の人たちを虐待せずに尊敬して接したからだよ。」

と、聞いた。

弟は、子の祖父が大好きで、自分の娘に祖父の名前をいれて名づけている。

私も、祖父の精神を受け継いで、この、ヤクーバやライオンのように生きるべく宿命を受けたのかもしれない。

守らなければならないものの為の任務と任務のぶつかりあい

その中で尊敬と信頼が失われることなく、いや確かめ合うことによって、一層の絆で結ばれていく。

震撼する本だった。

そして、今日の出来事を思った。

任務と任務のぶつかり合い・・・・・

 

 

 

 

 

 

子宮頸がんワクチン~前橋レポート

 

予防接種の考え方 (科学全書)

予防接種の考え方 (科学全書)

 

 今日、久しぶりに掛かりつけの小児科に行った。

そこで見つけた本。

この先生の本で修行した先生なのですが、

数日前に、あるプレスの方に

「昔、前橋レポートというワクチンについて、前橋の医師会の先生方が出した論文があって、素敵な医師の集まりでした。

きっと、今もまだ生きておられる先生もいるのではないか。

そしてその、子ども達のためにという精神を受け継がれている医師がきっといるはずではないか。」

と、教えて貰った。

人の出会いと、本の出会いと、運命はなんか決められているのかな?

そして、前橋レポートで引いたら、ネットで由上先生の意志を継いだのが中田先生ということがわかった。

この先生、乳児の集団検診時に娘の異常を見つけてくれた先生で、少し遠いのですが、息子が0歳でインフルエンザに掛かった時に受診した時も、しない選択肢のほうが良いと話してくれました。

必ず、前橋の先生は子供たちを救ってくれる先生ばかりだと信じている。

鳥寄せ~木馬の旗手から

木馬の旗手 三浦哲郎

「鳥寄せ」

 

夫が、センター試験ではなく、夫が受験した当時は共通1次と言っていました。
その共通1次の試験で、テストを受けながら泣いた現代国語の小説は、何と言う本だったのだろう?

と言うことで調べたようだ。
次女のハイジが、「烏寄せっていう本みたいだよ。」

教えて~?っていうので、同じこと聞いている人がいっぱいいる。

「烏寄せ」ハイジに倣って、夫も「からすよせ」が

三浦哲郎の木馬の旗手に納まっていて、絶版だと知り、図書館で探してきた。

読んだ夫、

「当時なんであれほど泣けたのか良くわからない?」
と言う。

次女のハイジは、

「う~ん、泣ける!ハイジがテスト受けたら、号泣してうるさいから試験会場から出ていってくれって言われるなあ。」

私が見て、

「これ、烏寄せではなく、鳥寄せだよ!」

なんで、

カアーカアー!って言葉がひとつも出て来ないのに、烏寄せなんだ?

と言うことで、私は、笑いました!

でも、中身は、私は初めて読みました。

泣けました。不条理の世界!

今の心境とブッキングして、泣きました。


本のタイトルの、木馬の旗手という小説はありません。
でも、確かに木馬の旗手と言う題名がしっくり、しんみり来ます。

うまいですね~。

地下鉄に乗って~なんとも言えない心地よさ

 

地下鉄(メトロ)に乗って (徳間文庫)

地下鉄(メトロ)に乗って (徳間文庫)

 

 

 

 へえ~、DVDもあったんだ!

 

読んだのは勿論、文庫です!

でも、最近、字が見えなくなってきている。ダブってしまうのだ。

 

前置きはさておき、

 

いいですねえ、やはり唸るものがありますね。

田舎の両親にすれば、地下鉄(メトロ)さえも、何のことやらイメージがわかないのだろうなあ。

不思議と、タイムスリップしたことを忘れて、読者がタイムスリップする。

なんとも言えない、職人気質の素敵なロマンが盛り込まれて、母の無償の愛が盛り込まれて、いつも贅沢な心をくれますね。

浅田次郎さん。

乳酸菌とビフィズス菌のサイエンス

乳酸菌とビフィズス菌のサイエンス

 

 

本日の読書は、

夫の読書!

頸がんワクチンでおかしくなった娘に、

我が家は、代替医療は全くしていない。

普通の食品から摂ることを基本としている。

糖質制限はやっています。

それで、そのひとつとして、GG株のヨーグルトがいいとのことで、培養を始めた。カップを毎日買うのはコスパが悪いし、市販はかなり甘くてカゼリが入っているとか・・・・。

難しいことは良く分からないが、夫はひたすらトライ!

結局温度と時間が設定できるヨーグルトメーカーを購入した。

おいおい、この機械のお金でカップは何日分変えるのだろう?

と思いつつ、

放置!

時間、温度、配合割合、・・・・・
奮闘しても良くできない。市立図書館へ行く。
いい本がないようで、うまく出来ない。

県立図書館でないと専門書は駄目だと、出掛けて行った。

カードは?と聞かれて、

30年以上前に作ったきりだと伝える。

おそらく今のプラのカードじゃあないよね。

そして、借りてきたのが、

乳酸菌の本

5センチはあるかなあ?

夫は必死で読んでトライ!

私は、マウスパッド代わりに使う。

しかし、

ちょっと覗いたら、とっても面白い。難しくない!

腹の中の仕組みが見えて楽しかったです。

理系女になれる気がした。

1ねん1くみ一番元気~ハイジ頑張れ!

1ねん1くみ1ばんげんき (こどもおはなしランド (10))

1ねん1くみ1ばんげんき (こどもおはなしランド (10))

びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)

びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)

 

昨朝、ハイジが、

「今日の朝、図書委員会の会議があるのだけれど、朝の集会で何をやったら良いか、意見を言わなければならないんだけれど、いい案が浮かばないんだよね。」

 

私が、

本の紹介とか、読み聞かせとか・・・・

先生の課題は、

「どうしたらもっと本を読んで貰えるかなんだ。本て、とっても面白いのに、面白くない人は読むのが嫌いで面倒くさい、面白くないんだよ。いくら紹介しても、読みたくないと思う。その人たちが面白いって思える方法はない?」

「本を借りたらお菓子褒美を上げる!なんちゃって」

「母ちゃん、それってナンセンス!」

「あなたたちが本を好きになったのは、小さな頃から、読み聞かせをして来たからだと思うんだ。やっぱり読み聞かせをすることが一番だと思うよ。」

「あほくさ~って思う人いないかな?」

「そりゃ、思うだろうね。でも、やっぱり自分で読むのではなく、読んで貰って面白いって思うところから始めないと・・・・。今からでも遅くないよ。急がば回れっていうし。」

「そうだね。どんなの読む?」

「すぐ読める絵本でいいのではない?

あっ、そうだ。ずっと前に寺子屋やったときに、ほるぷの金子さんが、積み木と抱き合わせたんだよ。そのとき、1年1組・・・・読んだんだけれど積み木の時間がなくなるから途中で辞めたんだ。そうしたら、積み木終わった後で、みんな続きが気になって群がって読んでたよ。ワクワク感のあるところで辞めるってどう?続きを求めて借りに来る人が増える。いい理論だろ!」

って。

「そうだね!やっぱりそれしかないよね~。びゅんびゅんごまもいいよね」

勇んで出掛けていったハイジです。

帰宅後聞いたら、

「みんなが没!ってさ。」

結局本好きは育てられないね。

 

 

 

 

すべての愛について~意識朦朧の中で

すべての愛について (幻冬舎文庫)

すべての愛について (幻冬舎文庫)

すべての愛について

すべての愛について

この所、意識がないような生活を送っていました。

 

それでも、何かにすがりたくて、

どうしようもない焦燥感を埋めてくれるものは、私にとって、本しかないのです。

それでも、今回は、今までの焦燥感を埋めてくれるものの役目とは異なるものでした。

活字が目の前を通り過ぎてゆくだけ・・・・。

私の自害をかろうじて引き止めようとする精神力を、支えるためだけの活字。

内容は、覚えていません。

 

ただ、

生きることに真摯に向き合ってきた、

耐えることを教えてくれている、

すべてのものに愛おしさを抱くことの大切さ

 

を、感じた。

 

 

 

 

 

 

キャベツ畑で夢をみた~大切なもの

キャベツ畑で夢をみた (文研ブックランド)

キャベツ畑で夢をみた (文研ブックランド)

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)

すべては宇宙の采配

すべては宇宙の采配

昨夜、ごんたの読み聞かせの本に、私が一気読み。

 

最初の出だしの、

眩暈と頭痛で1ヶ月以上も寝込んだ。

再び倒れて病院へ運ばれて、平衡神経異常と診断。

目玉から入った光で頭の芯が、錐でもまれたように痛む。立とうとすれば、いくら足腰に力を入れても、何かに払われたように足が取られて、何秒と立っていられない。

家の中に閉じこもり、顔は白くなり、無精ひげが伸び、すっかり顔つきまで変わってしまった。ふさぎこみ、機嫌が悪かった。夜遅く帰ってくる母さんは疲れているのがわかった。そんなときでも父さんはテレビの前に寝転びながら、「めしはまだか。」と怒鳴る。・・・・・・肩を落とし、うなだれて、「おらあ、もう駄目だ。」と繰り返す父に、もっと悲しい父さんを見た。・・・・・

 

これは農薬中毒お話であるが、娘の頭痛もこのような形容しがたい頭痛であり、背部痛であり、腰痛であり、四肢痛なのかもしれないと、感じた。

内容は、読み進めるうちに木村さんの奇跡のりんごを、思い出させる。

 

この時期に、この本を選んで来たごんた。

何か、見えない力に導かれているのだと思う。

バッテリーⅡ、Ⅲ~向き合う力

なんだか、字の大きさが変わった。

ちょっと大きめにしようとしたら、馬鹿でかい!

フォントで選べるといいなあ。

 

バッテリー〈2〉 (角川文庫)

バッテリー〈2〉 (角川文庫)

バッテリー 3 (角川文庫)

バッテリー 3 (角川文庫)

珍しく、飽きずに読んでいる。

シリーズ物って、忍耐力がないので続かないのが常な私。

でも、これは行けている。

学生時代に読んだ、

大地 (1) (岩波文庫)

大地 (1) (岩波文庫)

大地 (2) (岩波文庫)

大地 (2) (岩波文庫)

大地 (3) (岩波文庫)

大地 (3) (岩波文庫)

大地 (4) (岩波文庫)

大地 (4) (岩波文庫)

か、

以来かな?

自分の生に、真摯に正直に、真っ向から立ち向かう人たち。

中学生の主人公だけではなく、取り巻く人々すべてが、

物事に誠実に向き合っている。

今の自分と重ね合わせて、勇気を貰っています。

試練があるから、数々の理不尽や不条理があるからこそ、命を生ききるのかも知れない。

 

旅屋おかえり~昭和の香り

旅屋おかえり (集英社文芸単行本)

旅屋おかえり (集英社文芸単行本)

旅屋おかえり

旅屋おかえり

はてなの読書ブログから、

頂いてきた、原田マハさん。

 

いいですよ~。

ありがとうございます。

その日暮らしさん。

 

この間、何かの時に、何かを指して、

昭和の香りがする。

って、おそらく私と夫の何かを評価したのだが、

 

子どもに読んでみたらって言ったとしたら、

昭和の香りがするって、言われそうな本だなって、感想です。

いつになく、とっても、読みやすいのですが、奥が深くて細工が細かくて繊細。

人の絆の大切さ、言葉少なく、もったいないでもないのだが、受け継がれていくこと受け継いで行くことの素晴らしさ、

ああ、よう語れんわ。

 

それでいて、笑いも満載!

あまり内容書くの好きではないのですが、

旅屋は職業。おか えり が主人公の名前です。

やはり兄弟の血筋は争えない!

 

駄洒落はともかく、

軽いのに、内容はしんみり、奥が深い。絶賛中!

 

 

 

普通じゃない~素敵な能力

軽井沢ニューアートミュージアム

たまたま、先日、近所のアートミュージアムのオープン前の広場に行ったときに観た草間弥生さん(難しい字が出てこない。許して)の本があった。

伊集院静さん、阿佐田哲也色川武大)・・・・・

 

天才の世界は、無限なのかと思う。

ちょっぴり憧れる。

 

この本も同じかと言われると、なんだかちょっと違うんだなあ。

あったかくなるね。この人の本。

普通じゃない。―Extraordinary.

普通じゃない。―Extraordinary.

普通じゃない。 Extraordinary. (角川書店単行本)

普通じゃない。 Extraordinary. (角川書店単行本)

原田マハさん。

また明日。おやすみなさい。

誰かを抱きしめるために~受け継がれていくもの

誰かを抱きしめるために

誰かを抱きしめるために

図書館で、何となく背表紙をみて選んだ本。

時々、意味もなくふと手にした本を借りてみたりする。

失礼だが、あまり期待もせず、軽い感じだと思って読み始めたのだが、

 

なかなか、鋭いところを突いてくるし、言葉の選び方が惹きつけられる。

何よりも、自分の母と、自分の生き方と、そして娘に息づき始めたアイデンティティと、受け継がれていく本当の大切なことを

井上さん親子から再確認させて貰った気がした。

社会貢献、税金で学校に出して貰ったから、世の中の人々に恩返しを。

必ず赤飯。

コンビニ冷蔵庫に頼るのではないことを、そっと訴える母の心。それを心情を理解しつつも、臨機応変をさりげなく説く娘。

「何とかなるよ」と、言って、子のために体を張って尽くす母と、そのことを理解しながらも黙って見守る娘。

すばらしい家族の絆の物語です。

ノンフィクションなのですが・・・・。

 

キレない子どもを作る食事と食べ方~またやったバッテリー

何とまたやってしまった!

バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)

読んだはずなのに忘れて、また借りてしまった。

それも、都会の病院受診の日に持参。

車中で広げて、あれー?

読んでる!

 

でも、まあ、今回は、すぐに気がついたから良いものの、

暫くして読んだことに気がついたのだが、内容が思い出せず、全部2回読みきってしまった本もあった。

キレない子どもを作る食事と食べ方

キレない子どもを作る食事と食べ方

図書館のリサイクルブックのコーナーでたまたま見つけた本。

わが家の現状を考えると、来るべくして来たとしか思えない本。

不思議な縁だと思う。

 

カフーを待ちわびて~逃避行

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

カフーを待ちわびて

カフーを待ちわびて

 

久しぶりの読書。

 

でも、ほんとは斜め読みに近い。

怒涛の日々でした。

人生最大のピンチで、頭が撥ね、からだのねじはぶっ飛びそうでした。

 

そんな中での癒し・・・・。

その日暮らし

のなかで、知った原田マハさん

それも、今回の事態が起こる前に借りたのが、

カフーを待ちわびて」

マハさん作品、初めて読みました。

これがまた最高に良いのです。

とても広く穏やかな心になれる本です。

幸せになれる本です。

 

果報は寝て待て。

ってなのも、丁度どこかで巡り会った気が・・・・。

丁度、母から、

 

「所詮人間は1人なんだよ。
いつでも、自分は自分が支えなければならない。

たとえ、人がどうあろうとも、人は変えられない。

でも、自分の信じた信念が一番確固たるもので、唯一の真実である。

嘘をついたり、虚勢をはっても、自分の心は知っている真実がどこにあるかを。

あなたが、沈んでいると子どもたちは心配するからね。笑顔を心がけて。

 

 

 

 

文科省の調査~どうでもいいや

昨日までは本当に、自分を支えきれないほどの災難日だった。

金曜日についにダウンしたごんた。

病院へ行くと点滴、みるみるまに元気になったが、ちょっと心配なので多めに点滴を入れてもらい泊まってくる。

ところが月曜日朝、

娘の子宮頸がんワクチンの治療の依頼に行っている間に朝から呼び出し。病院なのででられないし気がつかず、終わって、びっくり、何度も小学校から、着信あり。

夫が迎えに行き、病院へ届けて貰って診察。

やはりどうやっても糖がカルニチンによって排泄されてしまうようです。

いろいろ重なると家族もいっぱいいっぱい、夫の罵声に、自分を支えきれないくらいな状態。

その中で、頸がんワクチンの研究セクションの立ち上げをドクターに依頼するのは本当に苦しかった。

一緒に行ってくれた仲間がいたので何とか支えられたけれど・・・・・。

その時に、娘の学校の文科省の調査に校医として関与しているとのことの話をされた。


昨日、朝再度学校へ聞く。

今朝の返事が、校医を交えて検討中です。

とのこと。

あくまでも出してしまった書類を再提出したいくないようだ。

落ち込んでしまったが、


母に、

「所詮人間は1人なんだよ。
いつでも、自分は自分が支えなければならない。

たとえ、世間がどうあろうとも、世間はなるようにしかならない。

でも、自分の信じた信念が一番確固たるもので、唯一の真実である。

嘘をついたり、虚勢をはっても、自分の心は知っている真実がどこにあるかを。」

と、言われ、はっとした。


娘を一番知っているのは私である母が一番。娘の苦しみや悲しみを知っているのも私一人、
自分がそう思っているのだからそれでいいと思う。

真実はいつか日の目をみるでしょう。そしてその時、虚勢をはってた、信じなかったものの胸が痛むはずだから・・・・。

こんな余分なことで悩むのは無駄だと気がついた。